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郷愁 懐古

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神田駅西口から歩いて三分の「珈琲(コーヒー)専門店エース」。オレンジ色のひさしが昭和の雰囲気を漂わせる。この店の「のりトースト」は、四十一年前の開店からある定番メニューだ。
 八枚切りの食パンを四枚使う。それぞれ中面にしょうゆを垂らすように塗り、焼きのりを挟む。トースターでこんがり焼き上げたら、最後にバターを塗る。出来たてをほおばると、予想以上にのりの風味が口の中にふんわり広がる。バターの香りとも相性が良く、パクパク食べられた。
 ハムやチーズを一緒に挟んでもおいしそうと思ったが、「わざとのりだけでシンプルにしてるんですよ」と店主の清水英勝さん(69)。百四十円という値段で、気軽に食べてもらいたいと思うからだ。ご飯の友であるのりとトーストの組み合わせは「のり弁がヒントです」と教えてくれた。
 清水さんが弟の徹夫さん(67)と切り盛りする店は、一九七一年に開いた。給食調理員だった父がコーヒーが大好きで、喫茶店を開く夢をかなえた。兄弟も勤めていた会社を辞めて手伝うことに。開店前、家族で「何か特色あるメニューをつくりたい」と考えた。誰にでもなじみがあり、値段の変化が少ない食材として選んだのがのり。当初は八十円で売り出した。狙いは当たり、すぐに評判になった。トーストだけの持ち帰り用も売っていたころは、店の前に行列ができるほどだった。今も一日に四十個は売れるという。
 清水兄弟にとって、のりトーストは亡き母の思い出も詰まっている。「中学校のころ母が作ってくれたのり弁が二層だと得した気分でうれしくて。それでのりトーストも二層にしたんですよ」と懐かしんだ。

 都内の歴史ある喫茶店にはのりトーストを出す店が他にもある。
 赤坂の喫茶「パンジー」は、短冊状に切ったトーストにのりをまく。「料亭街で芸者さんが多く、お座敷に上がる芸者さんがパっと食べられるようなものをというリクエストからできたそうです」。浅草の「しやん」も七五年の開店当時から出している。「うちのはスライスしたキュウリも入ってます」。御茶ノ水駅近くの「いしい」は、パンの上にしょうゆを付けたのりを置くスタイルだ。
 個性的な喫茶店が少なくなり、チェーンのコーヒーショップが主流となって久しい。でも、清水さんは「その店に行かなきゃ食べられないっていうものがないとね」と、のりトーストを作り続ける。 (東京新聞)

のりトースト  ノスタルジーを感じますね。
:あき:
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